- 2012年1月13日 12:54
- こどもたちへ | こんなことやってます
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昨年末に「第56回九州民教研 佐賀集会」の記念講演で、現在朝日新聞の「be」編集長の伊藤千尋氏の講演「人はだれでも愛される権利がある」を聞きました。
サンパウロ支局長やバルセロナ支局長を経て、世界を自分の足で歩きまわり、自分の目で見てこられた伊藤氏の話は、とても考えさせられる、いい話でした。
著書に『活憲の時代』『変革の時代』『ゲバラの夢、熱き中南米』『君の星は輝いているか』(シネフロント社)、『一人の声が世界を変えた』(新日本出版社)、『世界一周 元気な市民力』(大月書店)、『反米大陸』(集英社新書)、『観光コースでないベトナム』(高文研)、『闘う新聞−ハンギョレの12年』(岩波ブックレット)、『燃える中南米』(岩波新書)など多数あります。
その伊藤氏の著書「地球を活かす、市民が創る自然エネルギー」(シネフロント社)の中から
-何のための豊かさか-
~その彼(作家の故松下龍一氏)が唱えたのが「暗闇の思想」(インターネットで検索してみてください)だった。夜は暗いのが当たり前だ。わざわざ環境を破壊して大量に発電して深夜まで明るくする必要がどこにあるのか。暗闇だからこそ人は眠れるし、ものを考えることもできる。深夜まで煌煌と電気をつけて労働者に徹夜作業を強いる社会、24時間テレビを放映してポルノや暴力映画を流すのが望むべき社会なのか。と疑問を投げかけた。
それは何のための豊かさかを問うものだ。何のために発展するのか、何のためにカネをもうけるのかを忘れ、ただひたすら働くことが人間の生き方なのか。福島原発の事故は私たちに、何のために生きるのかという根源的な問いを突きつけているように思える。
注:文中( )内は加筆しています
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